研究科長就任予定者ごあいさつ

社会が求める公認心理師を
神戸学院大学は育成します

本学は、平成16年に開設した人文学部人間心理学科において、発達心理学、臨床心理学、医療心理学、社会心理学の4領域を持つ多様な分野の心理学を総合的に学ぶ学部教育体制を構築しました。そして大学院においては、このような学部教育を学んだ内容をさらに高度に発展させたい志望者のために平成20年に人間文化学研究科心理学専攻修士課程を開設し、心理専門職の資格である臨床心理士その他の有資格者を多数、輩出してきました。

公認心理師は、心理学に関する総合的かつ専門的な事実上6年間(学部4年間及び大学院修士課程2年間)の教育、研究体制においてその養成が求められる心理学の高度な専門資格であると考えられます。これは複雑多様化した現代社会の人々の「心の健康」問題に関わる専門家には、より高度な知識と技能の修得が求められるためであり、欧米の心理専門職の養成に類似した教育課程として定められたものと言うことができます。その上で、公認心理師は、医療機関その他の各分野のさまざまな組織において、多職種と連携しながら活動する心理学の「高度専門職業人」であることが期待されていると考えることができます。

神戸学院大学大学院心理学研究科の修士課程では、このような社会のニーズに応える、確かな知識と技能を持った公認心理師を育成します。さらに、このような現場の公認心理師を指導し、さまざまな職種との連携を円滑に進めていくといった、公認心理師の中で特に指導的な役割を担うためには、現場での実践経験だけでは十分とは言えません。「生物-心理-社会モデル」に代表される行動の生物学的基盤・心理的基盤・社会的基盤をバランス良く見通した科学者としての研究能力の涵養は必須です。このような指導的な人材を養成するため、博士後期課程では、科学者として模索していく研究能力も併せ持った実践家を育むという「科学者-実践家モデル」に沿った人材育成を行ないます。

神戸学院大学 心理学研究科

研究科長就任予定者  石﨑 淳一

Dean of Graduate School  Junichi Ishizaki