心理臨床カウンセリングセンター主催フォーラム「コロナ時代を生きる -こころといのちを守る心理学のメソッド-」を8月7日にオンライン(Zoom)で開催しました。
■ シンポジスト
石﨑 淳一(心理学部 教授・心理学研究科長)
三和 千德(心理学部 教授・心理臨床カウンセリングセンター長)
越川 陽介(関西医科大学精神神経科学講座 研究員)
東條 真希(心理臨床カウンセリングセンター 実習指導者)
司会:小野 真嗣(心理臨床カウンセリングセンター インテークワーカー)
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の拡大及びこれに伴う行動制限によって、こころの健康に影響が生じる可能性があることを厚生労働省が示しています。今回のフォーラムでは4人のシンポジストを迎え、心理学の立場からこころと命を守るための方法を考えました。
まず、当センター長の三和千德教授が「自殺の増加とその対策」について話しました。関西医科大学精神神経科学講座の越川陽介研究員が「こころの整理をする方法について」、本学心理学研究科長の石﨑淳一教授が「マインドフルネスの活用」について、当センターの実習指導者の東條真希先生が「子どもにストレスを説明する」ことについて話しました。
参加者からは、「自分の気持ちとの付き合い方について丁度悩んでいました。今の自分に必要なことを聞くことができました」、「私たち周りの大人が心をしなやかにしていくことが、子どもたちにとって過ごしやすい社会になると思いました」など、多くの感想が寄せられました。