心理学を生かした地域ボランティア養成講座IV「東日本大震災復興支援と学生ボランティアの意味-学生ボランティアの活動報告と今後の展開について-」を、2月26日、有瀬キャンパスの151M教室で開催した。今回のフォーラムは、本学地域研究センターと心理臨床カウンセリングセンターが共催した。
◎講演1 「NPOから見た東日本大震災復興支援と学生ボランティア-大学によるボランティア支援の意味とは-」
NPO法人 ユースビジョン代表 赤澤 清孝
◎講演2 「東日本大震災から2年、『兵庫県の被災地支援状況』」
ひょうごボランタリープラザ 所長代理 高橋 守雄
◎報告「学生による活動報告と問題提起」
・仮設住宅の子どもとの交流活動
・東北学院大学大学間連携プログラム
・中期滞在型プログラム
・神戸での物産展(後方支援)
◎パネルディスカッション「東北の今後、学生のビジョン」
神戸学院大学総合リハビリテーション学部教授 西垣 千春
神戸学院大学心理臨床カウンセリングセンター長 日髙 正宏
神戸学院大学心理臨床カウンセリングセンター臨床心理士 守田 敦子 他
長く東日本大震災支援に関わってこられた講師2名により、現地ボランティアの状況、兵庫県の支援状況についてご講演いただいた。その後、本学学生により、2012年度の支援活動の報告を行った。また、教職員をまじえたディスカッションでは、ボランティア活動を通して感じた疑問点を挙げ、被災者の心の在り方や今後のボランティア支援について活発な議論が交わされた。


