地域の方々のためのカウンセリングセンター
心理臨床カウンセリングセンターは、2007年、有瀬キャンパスに開設されました。以来、地域の方々のさまざまなこころの問題のご相談をお受けしております。また、大学院付属の実習機関として、多くの臨床心理士有資格者を送り出して参りました。
2015年に公認心理師法が成立し、我が国初の心理職の国家資格である公認心理師が誕生しました。公認心理師は「国民の心の健康の保持増進に寄与すること」を目的とし、保健・医療や教育、福祉、産業、司法などの多様な領域において、他の専門職と連携しながら心理支援を行う国家資格です。神戸学院大学は2019年度に大学院人間文化学研究科心理学専攻を改組し、大学院心理学研究科を設置して、公認心理師の養成を開始しました。心理臨床カウンセリングセンターも公認心理師養成の教育研修機関としての役割を担い、地域にひらかれた心理的支援の場として活動を展開しております。
不登校・職場不適応など職場や学校での人間関係、言葉の遅れ・育児不安などの子育ての悩みや家族の問題、また自分の性格のこと、自分らしく生きるにはどうすればよいか、などに対して、一緒に考え、より豊かに生きる道のりを探すお手伝いをいたします。「こんなことで相談してもいいのかな・・」と迷われるようなことも、誰かに聴いてもらい、分かってもらうだけで解決への道が見えてくることがあります。どうぞお気軽にお問い合わせください。
- 神戸学院大学
心理臨床カウンセリングセンター長
- 土井 晶子