2020年度 卒業論文発表会が開催されました

心理学部
2021.01.23

2021年1月23日、2020年度の卒業論文発表会が開催され、各ゼミを代表する10名の学生たちが4年間の集大成として作成した卒業論文の内容を発表しました。今年度は新型コロナ感染症の影響でZoomでの開催となりました。卒業論文の作成も対面での調査が難しい状況でしたが、逆境を力に変えて、じっくり物語を読んでもらう手続きを取り入れた研究や、視覚情報を呈示する研究、ゲーム依存や災害をテーマとしたもの、日中の幼児教育システムの比較やシステマティックレビューを取り入れた研究など、創意工夫にあふれていました。発表終了後には心理学部長の秋山学教授から、「このような時期だからこそできる素晴らしい研究ばかりでした」との講評があり、変化を進化に変える心理学部の学生たちの努力に賛辞が送られました。

 

発表された卒業論文のテーマは次の通りです。

・攻撃性の促進と抑制に関わる要因の検討(村井ゼミ)

・男性の化粧の変遷と化粧療法に関する文献研究(⾧谷川ゼミ)

・防災教育による災害自己効力感の変化(石﨑ゼミ)

・大学生の楽観性と親子関係の認知との関連(岡村ゼミ)

・青年期の友人関係におけるジレンマの比較—一人に対してと集団に対して—(河瀬ゼミ)

・就学前保育における早期教育の幼児の言語発達への影響—日本と中国の比較—(小山ゼミ)

・色彩の差異が食事の印象に与える影響の検討(⾧谷ゼミ)

・読書材における物語の筋の違いと心理的影響の関連の検討(定政ゼミ)

・視線が恋愛における告白に及ぼす影響—直視と逸視による印象・交際意思を中心に—(毛ゼミ)

・ネット依存とゲーム依存の関連性の検討(松島ゼミ)