1年次
たくさんの実習を通じて心理学の世界を体験。
ゼミや週3回の実習に参加し、心理学の世界を体験していきます。その中で話を聞き、事象を観察し、他者と接する態度と姿勢を学修。ノートテイキング、文献収集、プレゼンテーションの力も身につけ、人生を豊かにする心理学の基礎を築きます。
■ 科目ピックアップ
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心理学入門実習
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発達心理学における主要課題である「愛着」に欠かせない親子間の感情の共有。それを促す効果があるとされている絵本に着目し、実際に作成してみるほか、子どもへの読み聞かせを体験することで、親子が感情を共有する大切さを学びます。
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心理学入門ゼミナール
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心理学に対する知的好奇心と興味・関心を高めることにはじまり、人間の行動や感情、思考や知覚といったさまざまな心理現象を扱った基礎的な文献を講読します。その成果を発表しあいながら、「こころ」についての多面的な考察を深めていきます。
2年次
各分野の幅広い学びから確かな知識習得をめざす。
2年次には座学を中心に心理学の知識をしっかりと身につけ、さらに基礎的な実験・観察・調査を実習として行います。時には真っ赤に添削されたレポートを振り返りながら、他者にわかりやすく伝えるための力を養います。
■ 科目ピックアップ
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感情・人格心理学
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喜怒哀楽という言葉に代表されるように、私たちは日頃から感情を経験しています。授業では感情とは何かという定義からはじめ、その生物学的メカニズム、社会的行動や発達との関連など、多角的な観点から感情について学んでいきます。
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心理学実験実習
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テーマに基づいて心理学の実験や調査を行います。テーマの意義と背景を理解した上で、機器・装置を用いたテスト、データの統計、レポート作成という一連の流れを体験。本格的なレポート作成によって、卒業論文の基礎技能も修得します。
3・4年次
それぞれの未来に適した知識を深め心理のスペシャリストになる。
1・2年次に学んだ基礎知識を土台に、希望する進路に沿った心理の専門知識を実践的に学修。さまざまな領域で心理の専門家が必要とされていることを理解しながら、個々のキャリア形成につなげていきます。
就職をめざす
民間企業、公務員、教育・福祉機関、児童施設 など
■ 科目ピックアップ
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心理学専門実習
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心理学に関するさまざまな実験・調査に取り組むことを通じて、社会人に必要とされる多様な能力を同時並行的に修得する実習です。ここで身につく、「主体性・実行力」「課題設定・解決力」「チームワーク・協調性」「社会性(対人能力)」「論理的思考力」「社会リテラシー力」などの力は、幅広い業種・業界で役立つ素養となります。
公認心理師をめざす
大学院 -> 公認心理師
■ 科目ピックアップ
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心理実習(専門職実習)
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3年次までに学修した心理学が実際に現場でどのように活用・応用されているかを学びます。公認心理師の職域となる医療・福祉・教育などの施設に出向いて、実務を行う専門家から業務についての説明を受けるとともに仕事の場面を見学。心理に関する支援を求める人々に対して、どう寄り添い、助言・援助にあたっているかを理解します。