【CoCo-Navi.コラム】夏野菜とのつきあい方

CoCo-Navi
2021.07.16

 これから暑い夏が始まります。それに伴い、夏野菜が美味しい季節になりますね。夏野菜といえば、野菜の中でも特に夏期に収穫されるもので、トマトやナス、キュウリ、ピーマン、カボチャなど色の濃い野菜が多い印象です。しかしながら、夏野菜を苦手とする人は意外と多いのではないでしょうか。そこで今回のコラムを通して、夏野菜のすばらしさを知ってもらおうと考えました。そしてより多くの食卓に夏野菜が並ぶきっかけになればと思います。

 まず夏野菜の優れた栄養素について説明します。夏野菜は水分やカリウム、カロテンを豊富に含んでおり、熱中症や夏バテ予防の効果があるとされています。また、利尿作用によるむくみの軽減にも効果があるとされています。さらにビタミンも豊富で紫外線から肌を守る効果が期待されています。

 続いて、夏野菜のおすすめの食べ方を紹介したいと思います。手軽に栄養補給したいときはやはり生で食べるのが1番です。調理して食べるならカレーやスープなどの煮込み料理がおすすめです。なぜなら、野菜の種類によっては、加熱調理する際に栄養素が溶け出てしまうものがあるからです。カレーやスープなら野菜の栄養やうまみを逃がさず食べることができます。暑い日に食べるカレーは最高で、辛さも相まって食欲増進間違いなしです。また、冷たいものを摂りすぎて体調を崩しがちな夏には、体をあたためてくれるスープはありがたいですよね。

 夏野菜に含まれる栄養素やおすすめの調理法について知っていく中で私は、幼少の頃より苦手であるナスを克服しようと現在奮闘中です。夏野菜を含め苦手な食べ物がある方は、この夏を機会に克服してみませんか。

 また現在、コロナ禍における生活の中で、体力的にも精神的にも疲弊している人が多いと思います。中には野菜不足によって、食の栄養バランスが偏っている人がいるかもしれません。ですから外出された際にはぜひ、色鮮やかな夏野菜を購入し食卓を彩ってみてください。バランスのとれた食生活で体力的にも精神的にも健康になって今年の夏も有意義に過ごしましょう。

<参考>
「人気の夏野菜の種類一覧!栄養素や効能や家庭菜園に向くものまで紹介」<https://shop.ninben.co.jp/blog/?p=2492>(2021年6月4日)

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執筆担当:心理学部学生広報チーム
淺野喬介 心理学部心理学科2年
徳島県徳島市出身