【CoCo-Navi.コラム】良い1日の始まりは朝活から

CoCo-Navi
2021.07.16

 「早起きは三文の徳」ということわざがあります。早起きをすると少しでも何か良いことがあるという意味です。ところが私は、最近まで早起きとは無縁の生活をしていました。コロナ禍において家の中で過ごす時間が増えたことに加え、元々時間にルーズだった私は、昨年、地元の北海道から神戸に越してきて、ひとり暮らしを始めてから、さらに時間にルーズな人間になりました。朝はギリギリまで寝ている、身支度を整えないで1日が終わることがある、ずっとスマホを見ているなど、まさに自堕落な生活で早起きとは全く無縁でした。

 そんな生活を続けているとやはり調子が悪くなってくるものです。何だか頭や体が重たく感じたり、夜になかなか寝付けなかったりしました。明日は頑張ろう、明日こそはやろうと思っていても、目が覚めるとお昼過ぎでまたやる気をなくしてしまう…加えて、今日もだめだった、自分はどうしてやらなくてはならないことを後回しにしてしまうのだ、と気持ちも下がってしまい悪循環です。

 そこで始めたのが「朝活」です。朝活とは、朝早起きをして、勉強や運動、趣味など何でも自分の好きな活動をすることで、早朝の時間を有意義に使うというものです。早起きをした日は、日中の勉強や仕事がはかどる、気分や体調が良い気がする、そんな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

 朝活の仕方は人それぞれですが、私はゆっくりコーヒーを飲む時間に使っています。自分で入れる時もあれば、気分を変えて近所の喫茶店に立ち寄ることもあります。喫茶店には神戸に越してきてすぐに通うようになったのですが、今では顔も覚えてもらい、“いつもの”で注文が通るくらいになりました。

 朝活を始めてからは、思った通りに1日を過ごせるようになりました。規則正しい生活から体の調子も良く、気持ちの良い1日のスタートをきることができます。また、喫茶店を通して新たな人との繋がりもできました。三文よりも多くの徳があったように感じます。皆さんもこれを機に自身の生活を見つめなおし、自分なりの「朝活」を見つけてみてはいかがでしょうか。

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執筆担当:心理学部学生広報チーム
岡田 紗也佳(おかちゃん) 心理学部心理学科2年次生
北海道旭川市出身 「ウニにはピンク岩塩派です」