【CoCo-Navi.コラム】やる気を出す3つの方法<特集:○○と心理>

CoCo-Navi
2022.08.01

 期限が近づかないとするべきことが手につかない!という経験をしたことはあるでしょうか?たとえば、大学生活では課題やレポートがたくさんあります。それらをやらなければいけないのになぜかやる気が出ない。その結果、期限直前になってしまい寝る時間を惜しんで作業をする。そんな状況を経験したことのある人は少なくないのではないでしょうか。そこで、このような状況を抜け出すためにどのようなやる気を出す方法があるのか、心理学の観点から調べてみました。ただし、この方法を実行したらやる気が出る!課題が終わる!というわけではないのであくまでも、一つの参考としてお考え下さい。

 ここでは3つの方法を紹介します。1つ目は、 しなければならないことを整理することです。何をしていいかわからないといった状態でいざやろうと思っても、目の前にあることが整理されておらず、やる気を失ってしまいます。このようなときは、何をするべきかということを可視化すると、効率が上がりやる気が出る可能性があります。ToDoリストを作り、締め切り日時、分量などを記しておく。そうする事で、情報が一度に分かり、するべきことをはっきりさせることができます。

 2つ目は、とりあえず数分だけやってみるということです。短い時間だけでもやってみる、とりあえず行動することに意味があります。また、ご褒美を用意するのも良いかもしれません。これは心理学において「外発的動機づけ」と呼ばれ、うまく活用すると自分の行動をコントロールすることができます。

 3つ目は、疲労を感じる時は休むということです。疲労状態では何も手につかず様々な弊害が生じます。頭がよく働かない状態で作業しても効率が悪いだけで、やる気は出ません。休むという手段はとても大事です。

 やらなければならないのに、と思っているだけでもとても疲れてしまいますし、焦ったりイライラしたりするかもしれません。まずは自分の身体を大事にして、これを読んだ方が一人でも多くするべきことを早く終わらせられることを願っています。

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執筆担当:心理学部学生広報チーム
菊本 彩華 心理学部心理学科2年次生
「コロナでなくなっていたイベントが今年再開してきててうれしいです」