【CoCo-Navi.コラム】Stay Homeのなかで発見した新しい学習方法

CoCo-Navi
2020.06.01

 Stay Homeのなか,何をして過ごしていますか?なかなか外出できなくて,運動不足になっている人も多いと思います。学校の授業も再開され,課題などに追われて一日に何時間もPCや机の前に座っている人も多いのではないでしょうか。エクセター大学スポーツ健康科学部のメルビン・ヒルズドン(Melvyn Hillsdon)氏は「座っていようが立っていようが,同じ姿勢で動かないことは,エネルギーの消費が低く,健康に有害である」と言っています。

 そこで今回は,立って作業を行うスタンディングワークというものをご紹介します。普段大学での授業や家での学習は,座って行うことが多いと思います。立って作業を行うことで,脚の筋力トレーニングとなり体力増加が期待できます。また普段と異なる姿勢になるため,頭がリフレッシュされ,眠気が起こりにくくなります。スタンディングワークを行うことで,運動不足や日中の眠気が解消され,夜の睡眠の質が高まることに繋がります。

 ただ,同じ姿勢を保ち続けることは健康に有害であるため、スタンディングワークを行う際はずっと立っているのではなく,座ったり立ったりを定期的に繰り返すことが大切です。

 また,ただ立って勉強するだけでは肩こりや腰痛に繋がります。そのため,スタンディングワークは正しい姿勢で行いましょう。今回はPC作業を例に上げ正しい立ち方を説明します。

 

❁正しい姿勢

1.キーボードに手を置いたときに自然な位置に来るように机の高さを調節します。このとき肘の角度は直角に曲げます。

2.モニターは目線の水平よりもやや下にくるように設定します。

3.これらを意識して,背筋がS字のカーブを描くようにします。猫背や前屈みになると悪い姿勢で健康に悪影響を与えます。

画像はhttps://www.bauhutte.jp/bauhutte-life/standing-desk-height/より

 適切な机が無いときは,本や棚を使うなどして代用ができます。座って作業をすることに「疲れた!飽きた!」そう感じているなら是非実践してみてください。Stay Homeのときだけでなく,今後も役に立つかも知れません。

参考文献

 Bauhütte(2019).スタンディングデスクでの最適な机の高さの自動計算ページ

Retrieved from https://www.bauhutte.jp/bauhutte-life/standing-desk-height/(2020年5月14日)

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執筆担当:心理学部学生広報チーム

矢野千佳(ゆっか) 心理学部心理学科3年

兵庫県加古川市出身「AAAが好きで全国各地追っかけしています」