【CoCo-Navi.コラム】日記をつけてみよう

CoCo-Navi
2020.06.08

 現在新型コロナウイルス感染症が全世界で流行し、 不要不急の外出自粛が求められています。さらには「Stay Home」が世界の共通語となり、家にいる時間が長くなっています。こんなご時世だからと読書や料理、 趣味に時間を割く人が増えているようです。せっかくのこの機会、 自分を振り返る時間に費やしてみるのもいいかもしれません。

 

 自分を振り返る方法の1つに、 日記をつけることが挙げられます。もうすでに日記をつけることを習慣にしている人もいるかもしれませんね。 なぜ日記が自分を振り返る手段になるのでしょうか?それは、 日記をつけることで、 自分の行動を客観的に見られるようになり、 頭の中が整理されるからです。もし、文章を書くことが苦手なら、 単語の羅列でも構いません。自分の手で書くということが大事なのです。(厚生労働省サイト『こころもメンテしよう』より一部改変)

 

 私自身、 高校生の頃までは、 嬉しいことや悲しいこと、 楽しかったことなど自分の心が揺さぶられた経験をしたときに日記をつけていました。しかし、 大学に進学したころからそのようなことを経験した日であっても、 日記をつけることが「面倒臭い」「明日書けばいい」と感じることが増え始めました。そして次第に日記をつけることが億劫になり、最終的には日記を全くつけなくなりました。そのため、 自分の心の不調に気づくことができず、 体調不良に陥ったことがありました。もちろん、 この心の不調は、 大学という未知なる環境へ対応しようとしたことへのストレスが大きく関わっていたのだと思います。ただ、 もしあの頃日記をつけることを怠っていなければ、 もっと早い段階で心の不調に気づくことができていたかもしれません。

 このように日記をつけることは、 家に長期間いることによるストレスの解消だけでなく、 自分を振り返るよい機会になると思います。興味のある方は、ぜひ実践してみてください。

 

【参考サイト】厚生労働省 こころと体のセルフケア|ストレスとこころ|こころもメンテしよう~若者を支えるメンタルヘルスサイト~

https://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/stress/self/self_02.html

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執筆担当:心理学部学生広報チーム

おさき 心理学部心理学科3年次生

兵庫県明石市出身「紅茶は基本ストレート派です」