【CoCo-Navi.コラム】苦手なことにもチャレンジ

CoCo-Navi
2020.10.30

 対面授業が再開されると、ひとり暮らしを再開したり始めたりする学生は多いのではないでしょうか。私もその1人で、後期に向けて夏休みからひとり暮らしを始めました。新しい環境での生活は家事と課題に追われそうですが、私には挑戦したいことがあります。それは、絵を描くことです。

 このようなご時世、進んで外出をしようという気にはなれません。部屋の中に居てもすることがないため、1日中スマートフォンを触るだけの生活を続けていました。その結果、ひとり暮らしをする以前よりも疲れを感じやすくなりました。さらに、私には疲れを癒すような趣味がありませんでした。そこで、新しく趣味を増やそうと考え、絵を描くことにしました。絵を描くことなら、図画工作や美術の授業でも経験していました。そのため、気軽に始められると思い、絵を描くことを選びました。

 絵と簡単に言っても様々な画材があり、何を使って絵を描こうか迷いました。朝から晩まで悩んだ結果、最も身近にある画材で、濃淡や線の太さなど、深く追求することができる鉛筆を選びました。ここまで絵について述べましたが、実は私、絵を描くことが苦手です。しかし、苦手なことだからこそ挑戦してみたいと思いました。そこで、まずは絵を描くことを楽しむという初歩的なところから挑戦すると決めました。今、美術の授業で1度描いたことがある靴の絵をもう1度描いています。1度描いたことがあるものを数年後に再び描くと、上達が目に見えてわかるので、さらに絵を描く意欲が湧きます。デッサンを続けることで、1年後にどのくらい成長しているかを考えると今から楽しみです。

 皆さんも、まだまだ気軽に遊びに出かけることができない今だからこそ、何か苦手なものに挑戦してみてはいかがでしょうか。私も熱中し過ぎて家事や課題を忘れてしまうことがないように気をつけながら頑張ります。

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執筆担当:心理学部学生広報チーム
小谷菜々海(なっさん) 心理学部心理学科1年
「抹茶スイーツが好きです」