心理学部/心理学研究科

CoCo-Navi

2020.10.30

　緊急事態宣言の解除から数ヶ月が経ちますが、今でも家にいることが多い日々が続いています。家で過ごす時間が増えたことで、私は今までできなかった多くのことにチャレンジできました。今回は、自粛中に挑戦した様々なことから、２つを紹介します。

　１つ目は、「水彩塗り絵」です。きっかけは、水彩絵の具を用いて描かれた素敵なイラストを見かけて、自分も挑戦してみたいと思ったことです。実際に始めてみると、綺麗な混色が作れなかったり、水の量の調節が難しかったりと、水彩絵の具ならではの特徴に苦戦しました。そこで、「大人の塗り絵」シリーズ(＊1)を使い、絵の具ならではの特徴に慣れながら自由に塗ることから始めてみました。まだ初心者ですが、塗っていくうちに何かコツを掴めたらいいなと期待しています。

　2つ目は、「寝る前のストレッチ」です。私は元々運動が苦手で、自粛前は通学くらいしか体を動かす機会がありませんでした。しかし、家から一歩も出なくなり、このままでは健康に良くないと考え、室内でもできる簡単なストレッチを始めました。ストレッチをしている最中は、その日のことをゆっくり振り返る時間にもなり、今ではとても良い習慣になっています。最近涼しくなってきたので、家の周辺を散歩することも始めようと計画しています。

　やりたいと思ったことは絶対にやった方が良いと、数々の挑戦で実感しました。私は、自分が興味を持った多くのことに挑戦をして、毎回違った胸の高鳴りを感じました。この胸の高鳴りは、挑戦した人しか感じられないものだと思います。そして、この気持ちをただ感じて終わりにするのではなく、どこかに記録として残しておくと、時間が経って見返した時に今との違いが分かり、また新たな発見が生まれます。この積み重ねで、さらに自分の世界が広がっていくはずです。これからも私だけの挑戦記録を残し続けていきます。

＊1) 繊細なイラストが描かれた塗り絵が載っている本。景色や花、有名絵画など様々なシリーズがあり、主に本屋で販売されている。

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執筆担当：心理学部学生広報チーム
藤原彩有(あゆ)　心理学部心理学科2年
兵庫県神戸市出身「最近は音楽を聴くこと、演奏することが楽しいです」